Webサイトの基礎知識:静的ページとは?
インターネット上の情報発信に使われるホームページには、大きく分けて二つの種類があります。一つは、アクセスする度に内容が変化する動的なページ、もう一つは、いつ誰がアクセスしても表示内容が変わらない静的なページです。
この静的なページは、主に企業の案内やニュース記事など、多くの人に同じ情報を伝えたい場合に利用されます。これらのページは、HTMLと呼ばれる文書記述言語を用いて作成され、インターネット上の情報保管庫であるウェブサーバーに保存されます。
私たちがインターネットを通じてこれらのページにアクセスすると、ウェブサーバーは保存されているHTMLファイルをそのまま私たちの端末に送信します。そして、私たちの端末に搭載されているブラウザと呼ばれる閲覧ソフトがこのHTMLファイルを読み込み、画面上に情報を表示します。このように、静的なページでは、サーバーに保存された情報がそのままの形で私たちに届けられるため、アクセスする度に内容が変わることはありません。